お金で幸せを買う
余計なお節介は重々承知の上で 、今回の記事を書きました。本当にお前が言うなということは理解しています。
長文のため音読音声を用意しました。スマホで音声が出ない場合は、サイレント状態を解除して、ご利用ください。
↑上の2曲の歌詞はこの遊びにピッタリです。
【ホストのおかげ】
風俗業界はホストのおかげで、次々と新しいコンパニオンが生まれています。勿論、全てのコンパニオンがホストではなく、何かの目標によって働いていることも承知しています。
しかし、女性の夜遊びをするハードルが低くなったことや女子学生の夢にキャバ嬢が入っている風潮が、破滅的な消費をする原因になっていることは間違いありません。個人的にはその考え方の変化は悪いことではなく、むしろ昔に比べ男女同権になった、良いことだと思っています。
そのような社会的変化から、風俗で働く人のタイプに遷移が起きていると考えています。
コンパニオンが自分で稼いだお金を男に貢ごうが、散財しようが、私には関係がありません。お遊び中だけ、しっかりとした対応をしていただければ、問題ありません。
・お金≒幸せ
私は経済学は学んでいないため、分からないのですが、費用対効果の計算をする際に一例として「お金≒幸せ」と習いました。
人間は皆んな幸せ(思った通り)になりたい。
→幸せは計量的なものではないため、いくら大量にあっても困らない。
→水は生きるために必要不可欠だが、必要以上には要らない。
→お金は生きるために必要不可欠であり、いくら大量にあっても困らない。(銀行に預ければいいため。)
よって、「幸せ≒お金」であるという考え方です。
・お金で幸せを買う
ホストに貢ぐ、身分不相応な生活をするということは、風俗遊びをしている私たちも全く変わりません。ホストに貢ぎ愛を買う、身分不相応な物を買い物欲を満たすことと、風俗に行って性欲を満たすことは、「お金で幸せを買う」という行為に違いはないからです。
ただ、両者に一つだけ違うことがあります。それはコンパニオンは働ける期間が短いことと、社会保障が最低限しかないということです。
仮に20年間風俗業界で働いて、月平均100万円の稼ぎがあったとしても、生涯収入は2. 4億円です。
平均寿命が87歳であるため、20歳から勤務したとすると、67年間を2. 4億円で生活することになります。
2. 4億円÷67年≒358万円/年
いくら今稼ぎがあるからといって、これ以上消費している方は、引退後は財布の紐を締めなければなりません。勿論、結婚すればお金に余裕はできるかも知れません。
ほとんどのコンパニオンが所得税を納めていないと思うので、実質的な年収は約480万円くらいになるのではないでしょうか。
適齢期(20~44歳)で450万円以上稼ぎがある男性は、厚生労働省(p.13)の調査では約4.1%です。この調査には自営業は含まれていませんので、実際はもっと高く、約8%くらいだと予想しています。それでも民間の年収サイトに比べて割合が低いのは、民間のサイトは大手企業のみのデータや盛って報告する人が多いため、実際とズレが生じています。また未婚で、年間450万円以上の稼ぎを50年間平均して維持できる方は、3%以下の割合だと思われます。
また売れっ子ホストならば、年収数千万稼ぐ方もいらっしゃると思いますが、30代で辞める人がほとんどでしょう。それ以降、経営する側に回って成功すれば、稼ぎ続けることはできると思います。しかし、売れっ子ホストならば、売れるお店が作れるほど、夜の業界は甘いものではありません。
よって、年間358万円以上使う生活を続けることは、ほぼ不可能だということが分かったと思います。
私自身もそうですが、お金で幸せを買うことに慣れすぎると、その幸せに依存してしまいます。
【総括】
今この時を楽しむことは、何ら間違ってはいません。ただ、それは刹那的な幸せなだけで、本当の幸せとは異なるかも知れません。
それを風俗業界で働くコンパニオン及び利用者は、頭の片隅に常に置いておかなければならないということです。
私自身はロクな人生にならないと思っていますが、この業界でお逢いした素敵な方々には、辛いこの業界を生き抜いてきたからこそ、新たなるステージでは、勝手ながら幸せになって欲しいと心から願っております。
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