経営者必見!ソープの帝王 鈴木正雄伝

出典:木谷恭介『公衆トイレと人生は後ろを向いたらやり直し ソープの帝王 鈴木正雄伝』
【書名】
「公衆トイレと人生は後ろを向いたらやり直し ソープの帝王 鈴木正雄伝」
本書は角海老ソープランドの創業者である鈴木正雄氏にスポットライトを当て、戦後からの吉原の遷移、実体験に基づく資料、知人、業界に対する考えが、武勇伝を含みつつ記載してある伝記です。
角海老グループは現在、首都圏に31店舗ソープランドを展開しています。90年代のある年は、会社として年額17億円の税金を支払っていたらしいです。当時の法人税が約40%ですので、約42億円近い事業所得があったのではないでしょうか。今はさらに事業が拡大していますから、それ以上にあると予想されます。
正直、本書が正しいかどうかは分かりません。というのも、ソープランドというアンダーグラウンドの記録はあまり残っていなく、語る人もいないため、事実かどうかの確認はできないからです。
しかし、だからこそ本書は価値があると思っています。
便所掃除のアルバイト、輪タク(自転車タクシー)で事業を始め、一代でここまでの企業を風俗業界でやってのけたことが、正にソープランドの帝王である所以です。
また戦後の赤線時代から、高校生の身で人力車を引き、性風俗業界に身を置き、成功し続けた人物は、鈴木氏以外にはおらず、風俗史の生き証人であることは間違いありません。
経営者及び管理者だけで無く、コンパニオンにも読んでいただきたい内容です。
これから当ブログでは、定期的に本書を引用し、御紹介していきます。
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