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梅毒資料から紐解く、増加の要因とは

この記事は前回記事「梅毒患者の性風俗利用歴を確認へ」を読んだ上で、見た方が分かりやすいと思われます。
 


【統計調査】
東京感染症情報センターより引用
梅毒の流行状況について
 

この資料からも男性は20~59歳までが顕著に増加し、女性は20代代が圧倒的に増加していることが伺える。しかし、報告総数は3倍以上男性が多いことが分かる。
 
次に注目すべき事項は、増加する順番である。男性は2010~2012年に増加し始め、それに続き女性は2013~2014年に増えつつある。よって、男性側が先に感染し、女性側に移していったのではないだろうか。
 
また2006~2009年まで、男女ともに報告数が少ない理由は、検査キットの未普及が一つであろう。検査キットは管理用医療機器に分類され、販売には許可が必要なため、当時は参入する会社が少なく、検査価格も現状より高かったのではないかと推測している。
 
今ではAmazonで、検査キットを購入することさえできる。
 
感染者数増加の理由の一つは、検査キットでチェックし、陽性の方が治療のため、病院に行き、患者数としてカウントされていると思われる。
 
しかし、この数年の急上昇はそれだけでは説明できない。先に述べた検査キットの普及は感染者数を見える可しただけで、感染者数を増加させた本来の原因にはならない。
 
私は激増の理由は、デリヘルの台頭が要因の一つであると考える。
 
警察庁より引用


上の資料から、平成19年と29年を比較すると
・ソープ、店舗型ヘルス
         2125→1997(約6%減)
・派遣型ヘルス
          11236→20116(約180%増)
以上より、約10年の間にデリヘル産業は急成長をしたことが分かる。
 
ソープの場合、検査を受けないと出勤停止になる店舗もあると聞くが、梅毒急増の理由の一つがデリヘル産業の急成長ならば、デリヘル業界の性病に関わる管理に不備があるのではないかと考える。
 
もちろん先に述べたとおり、感染経路は男性から女性の方向であり、性風俗従事者に病気が多いとは毛頭ないが、保因者である男性が性風俗従事者に感染させ、従事者が別の利用者に移すという負のスパイラルが起きていると推測する。
 
今後はオリンピックも控え、益々店舗型風俗店は隅に追いやられ、デリヘルが台頭してくると思われる。もし、デリヘルの急成長が性病増加の要因であるならば、早急に対策が必要である。
 
最後に、性風俗業界が性病増加の要因と世間から指摘されないためにも、今できる重要なことは業種に関わらず、性風俗利用者及び性風俗従事者一人ひとりが定期的な検査を受けることで、感染拡大を防がなければならないということである。
 
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